環境保全活動
株式会社.池上冷熱は、地球環境問題を人類共通の課題であると認識し、気候変動枠組条約などの世界的合意や目標設定の動きを鑑み、CO2排出量などの具体的な削減目標を掲げ、環境汚染の防止(汚染物質の排出を防止し、削減する)と環境負荷の低減に努めるとともに、気候変動問題および自然環境保護活動に取り組んでいます。
フロン見える化活動を推進しています。
フロンは大気中で分解しにくく、地上で放出されたフロンはオゾン層まで達します。そこで紫外線によって分解され、塩素原子が発生します。この塩素原子が触媒となって、非常にたくさんのオゾンを分解します。これによりオゾンの分解・生成バランスが崩れ、オゾン層の減少が始まるのです。
オゾン層破壊問題から地球温暖化問題へと、次なる問題を抱える現代も、フロンを大気中に漏らさないこういった活動は非常に重要です。
フロン回収の運用
当社、代表取締役社長は以下の代表を務めています。
・宮崎県冷凍空調工業会会長
・一般社団法人日本冷凍空調設備工業会理事
・冷媒回収推進委員会委員
フロン類関連資格者
フロン類の取扱は有資格者に限られるため、当社では全社員においてフロン類取扱技術者の資格取得を行っております。
第一種冷媒フロン類取扱技術者 | 18 |
第二種冷媒フロン類取扱技術者 | 5 |
冷媒フロン類関連3資格講師 | 3 |
冷媒回収技術者 | 3 |
2008年から10年以上、機器撤去・整備に係るフロン回収等においての管理台帳を記録しております。
RaMSシステム※と併用し、自社作業記録の整合性を保つよう努めております。
2022年度実績
・撤去 301台 2,246.20Kg
・整備 回収:147台 2,630.93Kg
充填:167台 2,864.85Kg
(充填:戻し充填および設置時追加充填を含む)
・所有者情報 ・回収技術者 ・取次者情報 ・RaMS伝票№ ・機器情報 ・ボンベ№
・フロン回収・充填量等 を主に記録。
※RaMSシステム
日本冷媒・環境保全機構(JRECO)が提供する、「フロン排出抑制法」に基づく「情報処理センター」として経済産業省と環境省により指定されている、自社で保有・管理する冷凍空調機器・冷媒をWeb上で管理するためのクラウドサービス。
フロン回収・充填作業状況および安全取り組み
フルオロカーボンは、毒性はほとんどありませんが、大量に漏洩したときには、ガスの比重が大きいため低所に留まりやすく、また無色・無臭のため気がつきにくいので、酸素不足による酸欠症状や窒息には十分注意する必要があります。
フロン類の回収・充填作業にあたり、万全な安全対策を行っております。